6/23、静岡市でお茶飲み会をやります。
私はお茶淹れがものすごくうまいわけではありません。お茶が好きなので、「こんな自分がお茶会主催していいのかな」と思うこともあります。良いお茶のポテンシャルを引き出しきれない自分は失礼なのではと悩むこともあります。それでも、大事にしている柱があるので、「やっぱりやろう!」と意を決して主催したりするわけです。
柱その1「すごいのはお茶」→お茶をおいしく淹れる技術というのはあり、それを体得した人はすごいです。ですが私は「おいしいお茶の葉」があるから美味しく淹れられると思う。主役はお茶だと思う。
柱その2「急須でお茶を淹れること自体が面白い」というのをわかってもらえたらいいな。
柱その3「知らなくたって、これから知ればいい」→お茶は日本人の常識だ、とか思わなくていい。あんまり立派すぎない席主の方が、気楽に質問してもらえる。自分の失敗談を話したり、こんな本読んだらいいよ等、平たい場でお茶についてお話ししたい。
そんなわけで、もしなれたとしても、カリスマ的なお茶淹れ名人に自分はなりたくないわけです。まあキャラの関係上なり得ないと思いますが…。また、茶葉を販売することはしますが、飲食業には興味がないのです。なぜなら、皆さんが自分でお茶を淹れて、「お茶って面白いな」と感じ、暮らしの中でお茶淹れを工夫したりしてくれる方が嬉しいからなのです。
「誰でもお茶は淹れられる」。ということを未熟者なりにお伝えします。お茶が、自分で淹れてお家で飲むものであり続けるように。静岡の茶生産者さんが、これからもお茶を作って生活していけるようにと願います。